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半導体IT

半導体通信ソフト IPCViewer

概略

ホストー装置間のオンライン通信ソフト開発をより効率的に

01. SEMIスタンダード(E4 ,E5, E37)に準拠したSECS通信ドライバー
02. SECSシミュレータ付属
03. 開発工数の大幅削減

IPCViewerの特長

IPCViewerは、半導体・液晶製造装置とホスト間通信の業界標準通信プロトコルであるSECS(SEMI Equipment Communications Standard)の通信ドライバです。開発のネックとなるプロセス間通信部分を標準化した事で、通信アプリケーション開発に関わる開発コストを大幅に削減する事が可能です。

特徴

  • SEMIスタンダード(E4,E5,E37)に準拠したSECS-1(RS232C)とHSMS-SS(TCP/IP)でのプロセス間通信をより容易に実現する為の通信ドライバです。
  • 装置との接続動作確認や作成したアプリケーションの動作確認におけるツールとして、SECSシミュレータ(IPCViewerTester)を標準提供しています。作成したアプリケーションのテストツールとしてだけでなく、設備との通信テストなどお客様の強力な工数削減のツールとして効果を発揮します。
  • 20年以上に渡り、合計35社1600ライセンス以上の実績を積み重ねてきた、信頼性の高い通信ドライバです。
  • 自社開発の通信ドライバの為、国内での迅速なお客様サポートが可能です。

その他機能

  • 通信相手との通信接続状態通知イベント機能
     接続状態が変わるタイミングでイベントが発生しUser Programへ通知します。
  • 通信エラー通知イベント機能
    通信エラー(送受信エラー、応答待ちタイムアウト)が発生したタイミングでイベントが発生しUser Programへ通知します。
  • メッセージ送受信イベント機能
    メッセージの送受信が発生したタイミングでイベントが発生しUser Programへ通知します。

通信パラメータ定義画面

  • 各種通信パラメータ設定画面及び、定型フォーマットからの通信パラメータ読み込み機能を標準実装しています。

メッセージ定義

  • 送受信メッセージ構造を予めIPCViewerへメッセージオブジェクトとして登録することにより、初期プログラミング工数や変更時のコストを削減するだけなく、ユーザーによる送受信時のコーディングをより簡単なものにする事が出来ます。
メッセージ電文作成

事前に専用アプリもしくは、テキストエディタにてSECSメッセージ電文構造を作成します。

メッセージ電文読み込み

User Program内で、SECSメッセージ電文を読み込み、メッセージライブラリとして登録します。

User Program内でのコーディング
※ プログラム内でのメッセージ構造/電文の作成を大幅に削減する事が可能です。

メッセージ送信

あらかじめ登録したメッセージライブラリより送信メッセージを選択し、メッセージオブジェクトを作成します。オブジェクト内のアイテムへデータを代入したらオブジェクトのメッセージ送信メソッドをコールしてメッセージを送信します。

通信ログ出力機能

  • 内部にて送受信ログ(HexText、SML形式)及びイベントログを専用ログファイルへ書き込み機能を標準実装しています。

E4 半導体製造装置通信スタンダード1 メッセージトランスファ(SECS-I)
E5 半導体製造装置通信スタンダード2 メッセージ内容(SECS-II)
E37 高速SECSメッセージサービス(HSMS)汎用サービス

実装例

<ケース 1>
半導体装置/ホストとの通信

<ケース 2>
PLC/IFからSECS-I/HSMSへのコンバータ

<ケース 3>
SECS-ⅠからHSMSへのコンバータ

<ケース 4>
SECS通信の振り分け

  • 通信相手が同一CPU/異CPUを意識することなく構築可能
  • SEMIスタンダードに準拠したSECS-Ⅰ又はHSMS-SSでの通信を実現

動作環境

サポートOS Windows10 Pro
※旧バージョンOSでのご利用を検討されておられましたらお問い合わせ下さい。
開発環境 IPCViewer.net v2.0 x86 (.Net Framework V2.0):
Visual Basic .NET、Visual C#、Visual C/C++.NET ※ Visual Studio 2015 以上
IPCViewer.net v3.0 x86 (.Net Framework V4.6):
Visual Basic .NET、Visual C#、Visual C/C++.NET ※ Visual Studio 2015 以
IPCViewer.net v3.0 x64 (.Net Framework V4.6):
Visual Basic .NET、Visual C#、Visual C/C++.NET ※ Visual Studio 2015 以上
メモリ容量 最小稼働メモリ 64MB
空きディスク容量 128MB以上の空き容量

ライセンスについて

IPCViewerのライセンスは、端末毎に必要となります。
専用のアプリケーションを使ってライセンス認証キー発行用の端末固有情報を収集した後メールにて送付いただき、弊社にて認証キーファイルを発行致します。認証キーファイルを所定のディレクトリへ登録いただく事でご利用可能となります。