H型ロケット搭載用光電式センサー | 株式会社システック井上 ウェブサイト
各種センサー・計測器

H型ロケット搭載用

光電式センサー

本B782型センサーは、国産ロケットの燃料タンク圧力を一定に保つコントロールバルブの開閉状態を検知するために開発されたもので、極低温や打ち上げ時の振動に耐える必要があるという要件があります。
そのため、開発には特殊樹脂の選定など試行錯誤が必要であり、開発に多くの時間を費やしました。
B782型センサーはH-Ⅰロケットに採用されたのを始め、H-Ⅱロケット、改良型H-ⅡA・Bロケットにも採用され、ロケット1機につき6個のセンサーが搭載されています。
現在までに約500個生産され、そのうち約300個がロケットと共に宇宙へと旅立ち、活躍しています。